「インターネットの心理学」パトリシア・ウォレス著。

■今日のおすすめ書籍;「インターネットの心理学」
パトリシア・ウォレス著。川浦康至・貝塚泉翻訳。
2001年9月10日初版。NTT出版。3200円。

本書は、インターネット上の心理学を体系的にまとめた学術書。
本書は語る。インターネット上の人間の心理状態を新しい分野としてではなくて、あくまでも既存の心理学の領域の中の延長線上に置いて、検証していくのだと。
そうなのだ。インターネット空間の”バーチャル”を、”仮想”とか”虚像”と訳し、”仮想空間”と言う人がいるが、
訳に成功していない。
“virtual”と言う言葉は、”事実上の・実質上の・実際の”という意味合いが強い。つまり、インターネット上の社会は、”現実社会の延長線上にあって、現実社会とは異次元の社会ではない”と思う。
(旧、テキストサイトより)